FXで勝てない理由と勝つためのポイント。勝率1割は本当?
FXの勝ち負けについて調べていると、相場では9割の人が負けていて勝率は1割以下、ほとんど勝てないなどと言われていることがあります。
FXで勝つことはそんなに難しいのでしょうか?
実際自分がFXで負けていると、なんとなくそうなのかなと思ったり勝てる人が1割なら自分が勝てないのもしょうがないかもと考えたりしてしまいます。
しかし実際に主婦や学生等の方の中にも、普通に日常生活を送りながらFXで大きく成功している方々が存在しているのも事実です。
ココでは実際の個人投資家の勝率やFXで勝てない理由、勝つためのポイントなどをご紹介します。
また↓はウィキペディアでの投資家についての解説です。
投資家:Wikipedia
投資家(とうしか、英:investor)とは、投資を目的として、市場において発行された金融商品(株式や債券など)、通貨、不動産、コモディティなどを保有する者。
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目次
FXの勝率とは?勝てないとはどんな状況?
FXで勝つとは?
FXで勝つとはどういうことでしょうか?
良く見かける勝っている人の話は、1ヶ月で数百万円とか年間数千万円など景気のいい話題が多くなっています。
そういった話は夢があってトレードへのモチベーションにも繋がりますが、最初から目指すには少々ハードルが高くなってしまいます。
そういった人たちの多くも少ない資金からスタートしてコツコツ利益を積み上げていた時期があるはずです。
まずは「FXで勝つ」=「トータルでプラスなる」と考えてみましょう。
意外と多い!勝っている人の割合は?
年末になると行われる有力FX会社の調査結果によると、2017年で年間を通して利益を上げた個人投資家の比率は41.6%となっています。
アベノミクス以降最悪の勝率だったといわれる2016年でさえ37%となっており、半分とはいえませんが周りの状況が悪くても3分の1以上の人はマイナスにはならず利益を上げていたことになります。
毎年FXを始める初心者の方も相当な数が居るはずなので、1割だとなかなか難しい気もしますが3分の1以上なら何とかなりそうな気がしてきませんか?
まずは年間でプラスになる取引を目指してみましょう。
FXで負けるとは
FXでの負けとはどういった状態でしょう。
取引で損をしてしまうことでしょうか?
どんなに成功しているプロのトレーダーでも、全ての取引プラスで終わることはできないので、一回の取引で損をしてしまったとしてもそれが即負けになるとはいえません。
FXは24時間いつでも取引を行えるので、損失を取り戻すための取引を行うチャンスはいくらでもあるのです。
確かに取引で損をしてしまうとイコール負けと考えてしまいますが、損をしてしまうことがそのまま負けと考えるのではなく、損失が大きすぎて取引を続けられなく事こそがFXにおける負けだと考えることにしましょう。
取引を続けることさえできれば、取り返すためのチャンスが訪れるはずです。


勝てない人が陥る負け組思考。FXで勝率が低い理由とは
FXでは取引を続けられないほどの損失を出さないことが最も重要です。
まずは取引が続けられないほどの損失が出てしまう原因を考えて見ましょう。
負ける理由は無意識の考え方のせい
FXでは負けてしまう考え方として、プロスペクト理論と言うものが良く例に挙げられます。
プロスペクト理論とは、目先の利益や損失を抱えた人が無意識に選択してしまいやすい
傾向を実験したもので、多くの人が目先の利益がある場合は確実に利益を得られる方を選ぶのに、損失を背負っている場合は確実な損失を軽減を選ばずリスクを負って一気に損失を解消しようとしてしまう
と言う実験結果がでています。
たとえば、無条件で100万円貰うか、コイントスの勝負に勝った場合に200万円貰えるかのどちらかを選択する場合に、無条件で100万円貰える方を選ぶとします。
しかし、200万円の借金がある場合で考えてみましょう。
この2択の意味を無条件で100万円分の借金を減らすか、コイントスに勝った場合に借金を帳消しにするかと言う質問に変えたら、コイントスに賭ける方を選んでしまいそうではないですか?
これは多くの人が同じ選択肢を選ぶ傾向にあるそうです。
違和感を感じない方も居るかと思いますが、良く考えると選択に一貫性がないことにお気付きでしょうか?
どの選択肢でも期待値は100万円なのでどれを選ぶかは好みによるところですが、目先の利益では無条件で100万円貰えるほうを選ぶ人でも、損失を抱えた状態での選択となると、大多数が無条件で損失を減らすことを選ばずにリスクを負ってでも一気に損失を解消しようとしてしまうのです。
プロスペクト理論に沿った考え方はFXでは危険
FX取引にプロスペクト理論を当てはめてましょう。
値動きは上がるか下がるかの二択と考えると、取引で利益が出ている場合は今の利益を確定させるか、もう少し利益を狙ってポジションを持ち続けるかと言う選択では、すぐに利益を確定することになります。
取引で損失が出ている場合では、今の損失で損切りをするか損失がなくなるのを狙ってポジションを持ち続けるかという選択肢になります。
この選択では損切りせずにポジションを持ち続けることになってしまいます。
これでは利益はすぐに確定してしまい、損切りすることができないため、全ての取引をプラスにして終わる以外に勝つ方法がなくなってしまいます。
当然そんな事は不可能に近いのでいずれ大きな含み損を抱えることになり、いつまでも損切りをしなければ損失が確定するのは資金がそこをついて強制ロスカットとなってしまったときになるので、資金のほとんどを失うことになってしまいます。
そうなるとFXの取引を続けることができなくなり、相場からの退場=負けとなってしまうのです。
負けないためにはまず損切りから
FXで取引を続けるために重要なのは、きちんと損切りをすることです。
まずは損切りを行うためのポイントをおさえておきましょう。
損切りのルールは事前に決めておく
多くの人が無意識に選択してしまうプロスペクト理論に沿った取引をしていては、いずれ大きな損失を抱えて相場から退場することになってしまいます。
損切りをその場の判断に任せてしまえば、負ける考え方になってしまう可能性が高くなります。
損切りルールだけは取引を始める前に決めておき、その取引中は必ず守るようにしましょう。
損切りルールの決め方
損切りのルールは自分の資金や狙っている利益、値動きの予測精度、取引の勝率などにより様々ですが、基本的に資金総額の1-5%の範囲で設定することになります。
資金が自分にとって大きな額でない場合、(来月になればまた用意できる金額など)損切りを広く設定して利益を狙うのもありですが、その資金が自分にとって大きな額の場合、(次に用意するのに数年~数十年掛かる場合等)では1%に設定しておくといいでしょう。
損切りのラインは自分にとって取引用の資金がどういった額なのかが大切になります。
たとえば損切り設定が5%の場合、10回連続で取引に失敗すれば資金の40%近くを失ってしまいますが、損切り設定を1%に抑えておけば、10回連続で取引に失敗したとしても失う資金は10%以下ですむので十分に取り返せる範囲内になります。
10回連続で失敗するというのは、なかなか起こらないと思ってしまいますが、自分にとって大きな金額の場合万が一でも大きな失敗は許されません。
損切りの設定を広げるのは、取引結果に自信がついてからでも十分に間に合うはずです。
FXでは損失をコントロールすることが特に重要です。
用意した資金が自分にとってどういった額なのか、取引の結果どういう状態になる可能性があるのかをしっかりと考え損切りルールを設定しましょう。
FX取引の勝率を上げるには
損失を抑えるだけではトータルで、プラスになることはできません。
勝率を上げるためのポイントを見ていきましょう。
取引のルールを決める
多くの人が無意識のうちに選択してしまうプロスペクト理論等の影響は何も損切りだけに限ったことではありません。
取引中のとっさの判断では冷静に判断することができず、後から取引を見直しても何が悪かったのかを考えることが難しくなってしまいます。
取引で売買を行うポイントや狙う利益の幅、取引を行う通貨量など、考えられる限り取引前に決めておきましょう。
自分なりの根拠を持って売買する
その場の気分で取引を行ってしまえばFXはただのギャンブルとなってしまいます。
最低限のチャートの見方を覚えてテクニカル分析などを活用し、自分なりに売買を行った根拠や理由を思い出せるようにしておきましょう。
最初は簡単なテクニカル分析やシンプルな手法でも十分なのです。
たとえその分析に効果がなかったとしても、後から取引を見直して売買ポイントが間違っていたのならそのポイント逆に利用してみたり、自分にあった手法がみつかるまで別の手法を試してみればいいだけの話です。
なぜ売買したのかさえ分かっていれば、後からいくらでも取り返すチャンスを作ることができます。


通貨ペアを絞る
同時に複数の通貨ペアを取引する場合、通貨ペアの値動きの特徴や毎日発表される指標にチャートの分析など、取引に必要な情報量が倍々に増えてしまい、情報を処理しきることが難しくなってしまいます。
自分にあった通貨ペアを見つけるために取引する通貨ペアを変えるのは問題ないのですが、通貨ペアの特徴を把握するまで取引する通貨ペアは1種類に抑えておきましょう。


取引する時間帯を決める
FXでは大きな市場の取引時間に合わせて値動きに一定の特徴が出る場合が多くなります。
同じ取引ルールや手法でも時間帯によって効果に大きな違いが生じてしまう可能性があるので、取引ルールの有効性を確認する場合、取引した時間帯にも注目しておきましょう。


取引のルールを変えるのは取引を見直してから
FXでは冷静に判断できない、取引中にルールを変えてはいけないと言うのはよく言われています。
そしてFX初心者の方が意外とやっていないのが、自分の取引を見直すということです。
取引が終わって冷静になってから自分の取引を見直すことには、
単純な損益や勝率の確認のほかにも自分の売買ポイントはあっていたのか
それとも間違っていたのか、
損切りのポイントや利確のポイントが何処ならプラスになっていたのか、
など取引のルールを見直すために必要な情報がたくさん詰まっています。
取引のルールを変えるにも、取引のよかったところと悪かったところが分からなければ変えようがないはずです。
自分の取引ルールをより良いものに変える為にも、まずは自分の取引を見返してみましょう。
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初心者でもすぐに理解できる直感的で分かりやすいものです。
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FXで勝ちたいと思ったときの注意点
FXで勝ちたいと思うことは大切ですが、気合を入れすぎても逆効果になってしまいます。
FXの取引はあくまで冷静に行いましょう。
まずは無理のない資金で
取引方法に自信がないうちから自分にとって大きな金額で取引を行ってしまうと、冷静な判断を行うことができずに取引ルールを守りきれない可能性が出てきます。
含み損が大きすぎて損失額を許容できなければ、損切りを行うことができずに結局強制ロスカットなどと言うことになりかねません。
いきなり預金全額で取引を行うなど無茶な取引はせずに、まずは損失を許容できる範囲で取引を始めて徐々に投資額を増やしていきましょう。
利益を大きく狙いすぎない
FXで成功している人を見た後などは「よし自分もやってやる」と思って、いきなり資金を何倍にも増やしてやろうなどと考えてしまいます。
しかし大きく利益を狙いすぎるとなかなか利益を確定できずに結局損切りに、なんて事が多くなってしまいます。
FXで成功している人も、最初は徐々に資金を増やして増えた資金でさらに取引を行うことで、狙う利益を増やしてきたのです。
最初から大きな利益を狙うのではなく、まずはトータルでプラスにすることを考えましょう。
少しでも利益が出ていれば徐々に資金が増えていき、狙える利益も勝手に増えていくことになるのですから。
無駄な取引はしない
FXで必要以上に利益を狙おうとすると、利益を狙うための取引をしようと考えてしまいますが、欲をかきすぎると闇雲に売買の根拠が薄い場面でも取引を行うことになってしまいます。
勝率を上げるためにも利益を狙うために取引を行う、ではなく利益を狙えるときに取引を行う、と考えるようにしましょう。
自分の取引ルールにのっとって利益が狙えそうなときだけ取引を行えば無理な取引が減り、たとえ取引の結果が思わしくなかったとしても取引ルールの改善を行いやすくなります。
闇雲に取引回数を増やすことが結果に繋がるとは限りません。
まずは自分にあった取引ルールで取引を行うことを重視しましょう。
勝率が低くFXで勝てない人の特徴まとめ
・FXの勝ちはトータルでプラスになること
・年間でプラスの個人投資家は約4割
・FXの負けは取引が続けられなくなること
・損切りできないのは負ける考え方
・損切りのルールは予め決めておく
・損切りは許容できるは範囲で
・取引にもルールを決めよう
・売買は自分なりの根拠を持って
・通貨ペアをしぽってみよう
・取引する時間帯で値動きに特徴が
・ルール変更は取引を見直してから
・いきなり大きな資金で取引しない
・大きな利幅を狙いすぎない
・無駄に取引しないようにする
以上、FXで勝てない考え方や勝率を上げるためのポイントを紹介しました。
FXでは利益を狙えるルールで取引を続けることが重要になります。
初心者や考えずに取引している人を含んだ上で、年間で約40%の人がプラスにできいると言うことは、年間プラスのハードルはそれほど高くはないでしょう。
1年で約40%なので何年もプラスになっている人はよく言われている10%程度になってしまうかもしれませんが、自分の取引を見直して取引ルールをより良いものにしていけば決して不可能ではないはずです。