土日はFXできない?週末月曜日の取引時間は時差に注意
24時間取引ができると聞いて本業とは別の副収入を狙うためにFXを始めたという方も多いのでは無いでしょうか?
しかしFXでは土日には取引を行えず、基本的には平日に取り引きを行うことになります。
また世界中で取引が行われているFXは時差の関係で取引可能時間帯が日本の土日ピッタリとはならないので週末・月曜は取引可能時間帯に注意しなくてはなりません。
ここでは、取引を行うことができない土日でもできることや通貨の売買が行えない土日で注意すべき点等をご紹介します。
また↓はウィキペディアでの東京外国為替市場解説です。
東京外国為替市場:Wikipedia
東京外国為替市場(とうきょうがいこくかわせしじょう)は、東京における外国通貨の売買の場である。
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目次
土日は基本的に取引できない
FXで扱われている通貨の取引、為替取引は世界中で行われています
そのためFXでは日本の為替市場が開いていない祝日や深夜の時間帯だったとしても24時間いつでも取引を行うことが可能となっています。
そうなると、土日も世界のどこかで市場が開いているのではと考えてしまいます。
しかし土日になると世界中のほとんどの為替市場が休みとなってしまうので、取引を行うことができなくなってしまうのです。
FXで取引できる時間帯。週末・月曜日は注意
FXで取引できる時間帯は月曜日の午前7時から土曜日の午前7時頃までとなっています。
日本が深夜の時間帯や祝日だったとしても世界のどこかの市場では為替取引が行われているのでこの時間帯であれば24時間いつでも取引が行えるようになっています。
ただし、同じ日付では最後に為替市場が閉まるアメリカではサマータイムが採用されています。
サマータイムが適応されている期間では取引時間が、一時間早く終了することになり土曜の6時頃までに変更となってしまうので土日の早朝ギリギリまで取引を行っている場合、取引が早く終了して予定通りに取引を行えない可能性があります。
週末の取引時間終了前の取引では、終了時間をしっかりと確認して時間に余裕を持って取引を行いましょう。
週末は世界中で取引が休みに
月曜日から金曜日の間は世界のどこかで為替取引が行われているので、24時間いつでも取引を行うことが可能となっていますが土日になると世界中の為替市場が休みとなってしまい取引を行うことができなくなってしまいます。
しかし実際には中東では金曜が休みとなっており、土日に為替取引を行っているのですが日本ではこの時間帯に取引を行えるFX会社は存在していないので考える必要は少ないでしょう。
基本的に土日は取引できないものと考えておきましょう。
日本で取引できない時間帯に為替市場が開いている国も
日本でFXの取引を行うことができない、土日であっても一部の国では為替取引を行っている場合があります。
金曜が休みとなっている中東では土日に為替取引を行っており、日本よりも早く為替取引が開始される。
オセアニアでは日本で取引が可能になる月曜日の午前7時前から為替市場で取引が行われているのです。
しかし、為替市場が開いていて通貨の取引が行われているといっても世界中の為替市場がほとんど閉まっている。
こういった時間帯では通貨の取引量が少なく、大きく為替レートが動くことはほとんどありません。
しかも通貨の取引量が少ないことによって通貨の流動性が低くなってしまいとりひきが成立し難くなってしまったり、スプレッドが広くなってしまい通貨の値動きに対してコストがかかりすぎてしまったりといった問題が起こってしまう可能性も高くなってしまいます。
土日には通常で取引を行えず、無理に取引を行おうとすれば海外のFX口座を利用したりすることになってしまいトラブル時のコミニュケーションなど新たな問題が発生することにもなりかねないので、通貨の流動性が低くスプレッドが広くなってしまい利益を狙いにくい土日に無理に取引を行うおうとする必要は無いでしょう。
土日以外の取引できない期間
土日になるとFXの取引を行うことができませんが土日以外にも世界中の為替市場が閉まってしまい、FXの取引をおこなうことができない期間が存在しています。
どういった時期かと言うと、それは年末年始とクリスマスの期間です。
年末年始では元旦の朝から2日の朝まで取引を行うことができなくなってしまい、
クリスマスの場合アメリカやヨーロッパの為替市場で取引が行われいないので取引できる時間帯が短くなってしまう場合があります。
年末年始の期間中では取引を行えない時間帯が増えることになってしまうので、どの時間帯まで取引を行えるのか自分が取引を行っているFX会社の年末年始の取引スケジュールをしっかりと確認しておきましょう。
土日では何が起こるのか?
FXでは土日には世界中の多くの地域で、為替取引が停止しており相場に大きな影響を与えることはほとんどありません。
しかし、一部の地域では取引を行っている場合もあり、相場への影響はゼロとはいえません。
通常では相場への影響は少ないですが、土日にどういったことが起こる可能性があるのかはしっかりと確認しておきましょう。
チャートに窓が開いてしまう
月曜の朝にチャートを確認すると週末に取引が終了したときの為替レートとチャートが連続しておらず、為替レートが乖離した状態で取引が始まってしまう場合があります。
この週末の取引終了時の為替レートと月曜の取引開始時の為替レートが乖離してしまい、為替レートが連続していないチャートの状態をFXでは窓と呼んでいます。
ポジションを持っている時に窓が開いてしまうと為替レートが一気に変動することになってしまい、逆指値注文や強制ロスカットが行われるタイミングが大きくずれてしまう可能性があります。
逆指値による損切りや強制ロスカットによる決済がずれてしまうと想定していた以上の損失が発生することに
なってしまうので、土日にポジションを持ち越す場合は特に注意が必要です。
週明けに窓が開いてしまい想定以上の損失が発生する可能性については、しっかりと覚えておきましょう。
激しい値動きが起こる場合も
一部の地域でしか取引が行われず、通貨の取引量の少ない土日は通常相場に大きな影響を与えることがほとんどありません。
しかし週末に為替相場に大きな影響を与える出来事、たとえば重要な選挙で予想を大きく外れるような結果が出てしまったり大企業の不祥事発覚や要人の発言、テロや災害などの予測が難しい大きな事件が起きてしまった場合などは話が変わります。
週末にこういった事件が起きてしまえばいくら取引量が少ない中東の為替市場といえど大きく為替レートが変動することになってしまいます。
そうなると、月曜の朝には大きな窓が開いてしまうこととなり大きく乖離した為替レートから取引を再開することになってしまいます。
土日にポジションを持ち越した場合には、こういったリスクも存在しています。
予測不可能な為替変動に巻き込まれてしまう、可能性もあるので、土日へのポジションの持ち越しは極力控えた方がいいかもしれません。
土日も計算されるスワップポイント
通貨間の金利差を埋めるための仕組みであるスワップポイントは取引行うことができない
期間であったとしても通常通り計算されています。
高金利の通貨を買っていた場合はプラスの低金利の通貨を買っていた場合はマイナスのスワップポイントが付与されることになるので、ポジションを持っている場合は取引できない期間のスワップポイントについてもしっかりと考えて取引を行うようにしましょう。
土日を跨いだスワップポイントは、翌週の半ば辺りのタイミングに三日分がまとめて付与される場合が多いので自分が取引を行っているFX会社でどのタイミングでスワップポイントが付与されるのか、取引を行っているFX会社のスワップカレンダーをしっかりと確認しておきましょう。
土日の為替リスク
土日は通貨の取引量が少なく、大きな値動きが起こることはほとんどありません。
仮にポジションを持っていたとしても大した為替変動が起こらずに終わってしまうことがほとんどです。
しかし、週末に大きな事件が起こってしまえば月曜に大きな窓が開くことになってしまい損切りの注文を入れていたとしても狙ったレートで取引が成立せずに大きく乖離したレートで決済が行われることになってしまいまねません。
週末に決済を行わずポジションを持ち越してしまえば大きな損失が発生してしまうリスクを抱えながら取引を行うことになってしまうので、リスクが高くなりがちな週末に無理にポジションを持ち越す必要は少ないでしょう。
週末になったら無用なリスクをおさえるためにもポジションを整理しておきリスクを回避できるようにしておきましょう。
FXで土日の週末にできること
FXでは土日は取引を行うことができません。
しかし実際の取引を行えなくてもFXのためにできることはたくさんあるので取引ができない土日にいったい何を行えば良いのか確認していきましょう。
自分の行った取引を確認する
FXで取引を行った場合、最も大切なのは自分が何を考えて取引を行いその結果がどうなったのかをしっかりと見返すことになります。
自分がどういった考えで取引を行ったのかを見返すことで、どういったときに取引が成功したのかやどういったときに失敗してしまい、失敗した取引の何を変えれば取引を成功させることができたのかなどいい取引法や取引方針の改善点など過去の取引にはこれからの取引に役立つ様々な情報が含まれいます。
仕事の合間に取引を行いながら取引を見直すというのは少々大変かも知れませんが取引を行えない土日なら過去の取引を見直す時間も取りやすいはずです。
今後の取引に役立てるために、自分の取引を見返す習慣をつけておきましょう。
気分転換も重要
FXでトレード結果が思わしくないと少しでもFXの勉強をして効果の高いトレード手法をマスターしよう!と考えてしまいがちですが、FXのトレードでは精神状態を落ち着けて平常心で取引を行うことが非常に重要になります。
FXの取引は24時間可能になっており、月曜日から金曜日の間では常に取引を行える状態です。
取引ができる状態で時間を取ったとしても完全に取引から離れて気持ちを落ち着かせる事は思った以上に難しい物です。
特に損切りするトレードが続いていたり、含み損を抱えていたりすれば、取引の事を考えないというのはほとんど不可能でしょう。
FXで負けが込んでしまうと、どんどん冷静さを失ってしまい無茶なトレードが増えることになってしまいかねません。
どうせ土日にはまともに取引を行うことはできないので、取引を行えないときに時間を取り週明けから冷静な取引を行えるように取引から離れて気分転換する時間を設けるようにしましょう。
翌週のイベントをチェックしておく
FXで取引を行う場合、重要な経済指標の発表スケジュールを把握できていないと、思わぬ相場の急変に巻き込まれてしまい、場合によっては大きな含み損を抱えることになってしまいます。
しかし、実際に取引を行いながらではFX関連のイベントスケジュールを把握しきるのは難しいかも知れません。
取引を行うことができない土日のうちに翌週の重要事項を調べておき、発表時間などを簡単にまとめておく習慣をつけておきましょう。
毎週様々な指標が発表されるといっても為替相場の大きな影響を与えるほど重要な物は週に数回しかありません。
「アメリカ雇用統計金曜22時」など重要な発表を箇条書きにして取引中にいつでも確認できるようにしておきましょう。
週末土日や週明けのFX取引時間まとめ
24時間取引を行えるFXといえども世界中の為替市場がしまっている土日には取引を行うことはできません。
取引を行うことができない土日には自分の取引を見直したり、取引から離れて気分転換を行ったり、今後の経済指標の発表スケジュールを確認したりなど、今後の取引に役立てられるように有意義な時間をすごすようにしましょう。