ポジション持越しは危険!?FXの窓とは

FXのでは週明けの月曜日になると
チャートに窓ができることがあります

窓はFXのチャート上で
隣り合ったローソク足の間に
隙間ができてしまった状態で

日本ではその隙間を「窓」と呼んでいます
(英語圏では「ギャップ」)

FXではそう頻繁に出現する物ではありませんが
株や先物取引では比較的良く見られるこの窓、

ここでは窓とはいったいどういったものなのか
FXではなぜ他の投資商品に比べて窓が発生しづらいのか
などといったFXの窓についてご紹介します

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窓とは

冒頭の通り窓とは隣り合ったロウソク足の間に
隙間が開いてしまっている状態のことを表しています

なぜこのような状態になってしまうのでしょうか

なぜ窓が発生するのか

通常隣り合ったローソク足に
隙間ができることはありません

あったとしてもっ一目ではわからないような
小さな物となっています

FXの取引画面を眺めていると
頻繁に為替レートが変動していることが
確認できると思います

FXでは為替レートが変動したとしても
一回ごとの反動幅はそれほど大きな物でないことが
ほとんどです

ですが小さいとはいっても実際には
一ドル113.299円から113.307円のように推移しており
完全に取引レートが連続しているわけではありません

つまり相場が比較的安定している状態だと
実際には連続していない価格変動でも
一度の値動きごとの変動幅が大きくないので

値動きをローソク足チャートに変換したとしても
ローソク足が次のローソク足に切り替わるときに
大きく隙間が開いてレートが乖離することがない
と言うことになります

つまりローソク足が次のローソク足に切り替わったときに
前のローソク足の終値付近のレートで取引が行われる
ことが多く確認できるほどの隙間が開くことはありません

しかし、窓ではローソク足の間に
大きな隙間ができてしまっています

大きな隙間ができているということは
前回のローソク足と大きく乖離したレートで
取引がおこなわれた
ということを表しており

ローソク足が切り替わって
次のローソク足ができるタイミングで
大きな為替変動が起こってしまい

前回のローソク足の終値とかけ離れた
為替レートで取引が成立してしまった
と言うことを表しているのです

時間軸によって表示に変化があることも

もしローソク足の窓が開いていたとしても
別の時間足では窓になっているとは限りません

窓はローソク足が切り替わるタイミングで
あわせレートに大きな乖離があったということを
表しているので

ローソク足チャートの時間軸を変えてしまった場合は
ローソク足の実態が大きくなる大陽線や大陰線、
もしくは大きな上ヒゲや下ヒゲがついたローソク足で
表示されることになります

たとえば4時間足でチャートに窓が見られたとしても
日足では4時間足の6本分のローソク足を一つのローソク足に
まとめて表示することになります

隙間ができた二つのローソク足も一つにまとめてしまえば
上下に長いだけのローソク足となってしまいます

チャートの時間軸を切り替えると
窓がわからなくなってしまう場合が
あることは頭に入れておきましょう

FXでは比較的に窓が開きづらい

FXでは滅多に起こらないことですが
株などの取引では日中の取引時間中でも
取引レートに大きな乖離が発生し
窓ができることも珍しくはありません

たとえば何らかの事件や企業の不祥事等
株価に大きな影響を与えるニュースなどが
発表されてしまうと一気に取引レートが乖離して
大きな窓が開いてしまうこととなります

また、株価を日足で表示した場合は
頻繁に窓が開いている銘柄を確認できるでしょう

なぜ株の取引では頻繁に取引レートの
乖離が起きるのでしょうか?

株の取引では板寄せと言う取引方式を
採用しており

この板寄せでは買い手と売り手が注文を入れている
価格と数量を確認することができる様になっています

朝、実際に取引が開始される前から
注文状況を確認することができるので
前日とは異なった価格帯に注文が
集まっていることも珍しくない
のです

そのため前日よりも高い価格帯や
低い価格帯でしか取引が成立しない場合も
多くなってしまい、

結果として前日の取引レートと乖離が生じ
チャートに窓ができることになります

FXで窓が開くことが少ないのは
株とは違い24時間レートが動いていることが上げられます

日本のFX会社の場合、平日は早朝の十数分間以外は
常に取引が行われているので、株取引のように
日足の間に大きな窓が開くことは少なくなっています

さらにFXで取引されているものは
世界中で流通している通貨つまりはお金です

通貨と個別の株では比べるまでもなく
取引量に大きな違いがあります

決済や新商品の発表、企業の不正などで
株価が一方方向にしか動かなくなってしまった場合や
そもそも取引量が少ない知名度が低い株の場合は

売り手や買い手がついている価格帯が
前回のレートから大きく乖離してしまい
そもそも取引が成立しなことも珍しくありません

対して通貨を取引しているFXでは注文を出せば
通常、指定したレートに近いレートで即座に
取引を行うことができる
ので取引レートに
大きな乖離ができることはありません

取引量の違いも大きな影響があるといえるでしょう

FXで窓が開くときとは?

FXで為替レートに乖離が起こり
窓ができる可能性は高くはありません

しかし窓が開く可能性もゼロではないのです

いったいどんなときにまどが開いてしまうのでしょうか?

FXで窓が開いてしまうのは
大きなニュースや要人発言など
事件ともいえるような相場に
大きな影響を与える出来事が
起こったとき
になります

実際にドル円で100pipsの窓が開いてしまったり
ポンド円などの値動きが大きい通過ペアでは
さらに大きなまどが開いてしまったこともあったのです

最近ではイギリスのEU離脱が報じられた際には
ポンドドル大きな窓ができることとなり
250pipsもの窓明けを記録しています

これほどの窓が開いてしまうことは
滅多にないことだとは思いますが、
政界情勢に大きな影響を与えかねない
ニュースが報じられれば実際に大きな
窓が開いてしまうこともあるのです

ギリシャの国民投票や中国株のの大暴落、
北朝鮮のミサイル発射など大きなニュースが
報じらた際にはFX言えどもレートに乖離が生じて
しまう可能性は否定できません

なかなか起こらないとはいえ不意の窓空けに
備えておく必要があるでしょう

マイナーな通貨ペアに注意

皆さんはスイスフランショックと言うものを
聞いたことがあるでしょうか?

スイスフランショックは
スイス中央銀行がユーロスイスフランに行っていた
為替介入を中止することを発表したために起こってしまいました

元々スイス中央銀行の為替介入により
一定のレートを超えないと信じて取引を行っていたところに

介入中止のニュースが報じられることによって
2000pipsもの大きな窓が開いてしまう事態となりました

その後もレート下がり続け十数分で
4000pipsもの変動が起こる
ことになります

日本にもスイスフラン円を取引していた投資家がおり
通常、証拠金がそこをつく前に行われるはずの
強制ロスカットも全く間に合わず

ネット上には預けていた証拠金以上の損失が
発生してしまった人の呟きがあふれています

株などに比べて取引量が桁違いに多いといっても
通貨ペアによっては流動性が低い物もあり

大きな事件が起こったときには取引が成立
しにくくなってしまう
ことも考えられます

スイスフランでは大きなニュースと
マイナーな通貨ペアと言う二つの要因から
想定外の損失が発生する事態が起こってしまいました

通常では即座に取引が成立するので
取引には売り手と買い手が必要と言うことを
忘れてしまいがちですが

FX言えども取引には取引相手がいないと
取引を行うことができない
ということは
忘れないようにしましょう

特にマイナーな通貨ペアの取引を行っている場合は
注意が必要になるでしょう

週明けには窓が開く場合も

FXでも特に大きな出来事が無くても
窓が開いてしまうタイミングが存在しています

それは月曜の早朝のタイミングです

FXでは24時間取引を行っていますが
通常、土日の取引は休みとなっています

しかし中東の一部の国では
市場の休みが金曜となっており
土日に取引を行っていたり、

日本のFX会社では朝6時や7時から
取引を開始するところがほとんどですが

オセアニアの市場が4時から取引を行っている影響で
月曜の朝は金曜の終値と乖離したレートで
取引が開始されることも
少なくありません

株の取引を思い浮かべると
FXでも取引が再開される
週明けには窓が開きそうな事が
想像できるのでは無いでしょうか

それらの市場での
通貨の取引量は非常に少ないものですが

日本で取引できない時間帯にも
取引が行われていることになるので
週明けの為替レートに影響を与える
可能性が存在していることになります

通常では大きな影響は無いのですが
土日に選挙が行われたりテロなどの
世界的な事件が起きてしまった場合は
話が変わります

取引量が少ないとはいえ
レートに大きな影響を与える
出来事が起こってしえば
週明けには為替レートが
大きく乖離してしまう
ことに
なってしまうでしょう

週末に注目されている政治や経済に関する出来事が
起こる場合は週明けに為替レートが乖離してしまい
大きな窓が開く可能性も高くなります

ポジションを翌週に持ち越す場合は
大きな窓が開く可能性があるかを
予め良く考えておく必要があるでしょう

さらに突発的な事件に関しては予測すら
難しい状態になってしまいます

ポジションを持ち越す際には
窓空けのリスクを考慮して
思わぬ為替レートの乖離に備えて
おく
必要があるでしょう

FXの窓空けまとめ

FXの取引では窓が開くほどの為替レートの乖離は
非常に稀な物ですが

その可能性はゼロではありません

世界情勢の変化や大きな事件が起こってしまえば
思わぬ損失を抱えてしまうことになりかねません

マイナーな通貨ペアには十分注意を払い
資金やレバレッジをしっかりとコントロールして
取引を行うようにしましょう