FX注文方法 FXの基本の注文方法と初心者におすすめの注文方法を解説!

FXの注文方法とは?

FX取引を始めるにあたり、注文方法の種類を学んでいきましょう。
まずFXの売買取引は、売りと買いが成立して損益が確定します。

FXは売りと買いしかないですが、色々な注文方法を覚えないといけない理由は、
注文方法の用途を覚えて、自分の意図したトレードをすることが重要だからです。

買ったものが高騰しても売らないまま急落すればマイナスに転じます。

逆の場合も、マイナスに転じても決済しなければそのマイナスも確定しません。

FX取引には、

  1. ポジションを保持するタイミング
  2. 保持したポジションを決済するタイミング

が重要なのです。

注文方法ですが、
もし「こういう相場展開になったら買いたいから買っておいて」などを事前に注文し、
FX会社側でやってくれたら便利ですよね。

仕事をしていたり、主婦をしていたりと忙しく、
四六時中チャートに張り付いているわけにはいかない方もたくさんいると思います。

FXは土日を除き平日24時間で相場が変動しています。

仕事をしている間や寝ている間に相場が大暴落してしまったら困りますよね。
その為、注文方法を覚え上手に使えば自分の意図した取引を行いやすくなるのです。

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注文方法の種類を覚えよう

注文方法の種類を覚えよう

まず基本的な注文方法を見てきましょう。

成行注文

一番基本的な注文方法が成行注文(なりゆきちゅうもん)です。

成行注文とは、リアルタイムに変動する相場の値段で注文する方法です。

FX相場は、常に変動していて通貨の価値が上がったり下がったりしています。

成行注文は、通貨の価値が上下に動いている値動きを見ながら、
今売りたい・今買いたいという瞬間に注文する方法です。

売りか買いかを選択し、注文を発注することで成行注文を出すことができます。

約定とは

その注文が通ることを「約定する」と言います。
注文を出したとしても約定しなければ取引は成立しません。

FX取引では、決済したいタイミングでも相場は変動していて、
相場展開によっては急変し、大きな値動きが発生することにより注文が通らないことなどもあります。

また成行注文は、実際の値動きを見てから注文をするため、
注文した時点の価格と異なる価格で注文が通ってしまうことがあります。

価格のずれのことをスリッページといいます。
「すべってしまう状態」のことです。

スリッページは取引するFX会社により異なりますので、しっかりと確認しておくことが重要となります。
成行注文は、ここぞというタイミングを探っての取引の場合に最も重宝する方法です。
基本的な方法となりますので、初心者にとっても使いやすい注文方法となります。

指値注文

次に指値(さしね)注文です。

指値注文とは、値段を指して出す注文のことを言います。
この値段で買う・売るという金額を指定して売買をする注文方法です。

注文さえ出していれば、成行注文のようにパソコンの前でタイミングを来るのをずっと待たずとも、そのタイミングが来たら自動的に約定してくれるのです。

事前注文方法となりますので、指定した値段で売り買いができ、
忙しい人などにとって無くてはならない注文方法となります。

逆指値注文

逆指値(ぎゃくさしね)注文とは、
高い値段で買い注文を入れる・安い値段で売り注文を入れる事を意味します。

為替相場が自分の思うように動くとは限りません。

例えば、USD/JPY通貨が1ドル100円の時に買い、
レートが円安になるのを見込んで102円で売るという指値注文をしたとします。

その後、レートが逆戻りし円高方向へ動いたとします。

そこで最低限の利益を確保できるよう、
レートが101円に戻った時点で売りという注文を出す事を逆指値注文と言います。

損失をコントロールするために逆指値を活用

逆指値注文は主に損切りのために利用されるので、
損失をコントロールする意味でも重要な注文方法となります。

また、逆指値注文は注文後でも変更できます。

一度出した注文は変更や取り消しができないと考えられていますが、
注文が発注される前であれば、相場の状況やトレンドが変わったら
また新しい価格で逆指値注文を出し直すことが可能です。

利益確定のための逆指値

逆指値注文は利益を出すための最重要ポイントとなります。

円安になって儲かっている時には、
「もう少し待ち続ければもっと儲かるはず!まだ売るのはやめよう」
という考えになると思います。

その後相場が円高になったとしても、
「またすぐに円安になるからもう少し持っていよう」という気持ちになり、
そうしているうちに円高が進み、儲けがなくなり「今売っても意味がないから円安になったら売ろう」と考えているうちに損失が膨らんでしまうということにもなり得ます。

そのような時、逆指値注文を使いストップをかけておくことで
ある程度の利益が出たところで売ることが出来ますし、
これ以上損失を出さない価格に設定をしておけばある程度の範囲に抑えることも可能なのです。

損失を最小限に抑えるために、損切りに徹することが重要となります。

逆指値注文は損失をコントロールする上で不可欠な方法ですので覚えておきましょう。

値段を指定する指値・逆指値はすべりにくい

指値注文・逆指値注文は事前に注文を出すことになるので、
一般的に約定が滑りにくいともされています。

プロトレーダーの中にも、注文を出す際は成行注文を使わず、
指値注文・逆指値注文を使っての取引を行っている人もいます。

組み合わせ注文を使って自動売買する

組み合わせ注文を使って自動売買する

FX取引は、注文・保有・決済という流れで取引が行われますが、
次に説明する注文方法を使うことで一回の注文で取引が完了します。

IFD注文

IFD(イフダン)注文とは、
「もし〇〇円になったら新規で買いたい・その後〇〇円になったら決済して売りたい」という
新規に保持するための注文と、保持したポジションの決済注文を同時に発注する方法です。

必ず新規注文と決済注文のセットとなります。
最初の新規注文が約定しない限り、二つ目の決済注文は発動しません。

この注文方法は、買い→売りだけではなく
売りから入る注文、また指値だけではなく逆指値も可能です。

全て自動で行ってくれるので大変便利な注文方法となりますが、注意点もあります。

便利なIFD注文ですが、注意点として
最初に指定している新規注文の価格にならなければポジション保持ができない
ということです。

ポジションを持っていないため、スワップポイントもつきません。

更に新規注文と決済注文のセットとなりますので、
新規注文を行うときだけしか使えません。

OCO注文

OCO注文とは、上記IFD注文と同じような注文方法ですが、
異なる点は新規注文だけではなく決済注文でも使えるという点です。

最初に2つの注文を出しておき、どちらかが成立すればどちらかがキャンセルになります。

例えば、これからの相場が読めないため、
上がったら売って利益確定したい・下がったら損切りしたいというような注文に対応可能なのです。

相場が上昇し、売り指値注文が成立した場合は、
逆指値注文は自動的に取り消しされ利益確定されたことになります。

相場が下降し、逆指値注文が成立した場合は、
売り指値注文は自動的に取り消しされ損切りしたことになります。

このように利益確定のレートと損切りレートの両方を指定したい時にOCO注文は非常に便利な注文方法です。

IFO(IFDOCO)注文

IFO(IFDOCO)注文とは、
上記IFD注文とOCO注文を組み合わせた方法です。

「もし〇〇円になったら新規で買いたい」
「もし〇〇円まで上がったら決済して売りたい」
「もし〇〇円まで下がったら損切りしたい」

といったように、
新規注文が約定すると、利益確定と損切りのOCO注文が全てワンセットで出せる自動発注方法となります。

IFO注文では最初から最後まで全て自動で行うことができることから、
仕事や家事で忙しく、レートを見ている暇がない方などにとって、とても強い味方です。

トレール注文

トレール注文とは、
相場の上昇幅や下落幅に応じて、逆指値のレート水準を自動で調整してくれる便利な注文方法です。

逆指値注文に値幅指定をして、
指定した値幅以上に不利な方向へ進んだ場合、逆指値注文が執行されます。

一般的な逆指値注文とは異なり、トレール注文はレートが上昇または下落すると、
指定した値幅を保ちながら逆指値注文の値も合わせて上昇・下落します。

例えば、買いのポジションを持っている時に、
値幅(トレール幅)を50銭でトレール注文を出したとします。

レートが上昇した場合は、
決済価格も現在レートから50銭の幅を保ち一緒に上昇していきます。

レートが下落した場合は、決済価格は変わりません。

レートが有利に動く限り、利益を追っていくことができ、
一番有利になったレートから50銭下回ったところで決済することができるのです。

逆に売りのポジションに対し、
トレール幅50銭でトレール注文を出した場合は、レートが下落し続ける限りは決済されず、
レートが最安値から50銭上昇した時に決済されます。

トレールを使う時の注意点

リスクを抑えながら利益を伸ばすことができますが、
トレール幅を狭くしすぎるとすぐに損切りになってしまうので、その点には注意が必要です。

トレール幅を広くしすぎると取れていたはずの利益が少なくなったり損切りとなったりする場合がありますので、トレール幅をどのくらいに設定するべきかは相場の状況により考える必要があります。

初心者にオススメな注文方法とは

初心者にオススメな注文方法とは

FXでは誰でも使える成行注文で売りと買いさえ行えれば、トレードは成立します。

成行注文だけで十分かというと、利益を上げ続けることは難しいと思います。

最初は成行で取引を覚えよう

成行注文のメリットは、相場の流れなどを確認しながらトレードができますので、確実に売買が成立する点です。

その反面、発注から約定までの時間差で価格が変動する場合もあり、
リアルタイムで画面を見ながら注文するため、四六時中チャートに張り付いていなければならないなど、時間の拘束面に置いても効率がよくない点もあります。

最初のうちは、成行注文で売り・買いの注文をしていても、
相場に慣れてくるとこんな相場展開になった時は買いたいな・売りたいななどと思う局面が来ると思います。

慣れたらIFD・OCO・IFDを活用しよう

そんな時、自分の思う状況が来るまでチャートを監視し続けるよりも、
IFD注文・ OCO注文・IFDOCO注文・トレール注文などを活用し、
オーダーを予約しておけばとても便利ですよね。

ずっとパソコンの前に張り付きチャートを監視するのは難しいですし、
仕事で日中の為替相場の動きが確認できない人や、家事に追われる人など皆さん忙しいと思います。

ですが、相場は平日24時間動いています。

目を離した隙に相場が大暴落したら大変ですよね?
そんな時の為に注文方法を覚え、使いこなしましょう。

注文方法により、チャートを見続ける必要もなく、自動で損切りや利益確定を行ってくれるので、相場の読みが正しいときは利益へと直結し、損失は最小限に抑えることができます。

またここで紹介した注文方法を覚えれば、時間を有効に使うことができ、
副業トレーダーとしてFXをやっていきたい人などは、自由なトレードスタイルを確立することができます。

初心者のうちは、注文方法を覚え使いこなすのは難しいと思いますが、
デモトレードなどで自分に合う注文方法を見つけていくのも良いと思います。

慣れると簡単なので、戦略的なトレードができるよう頑張りましょう。

マンガで分かるFX解説!

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