FXのスプレッドとは?スプレッドで知っておくべき注意点

FXのスプレッドとは

FXのスプレッドとは

FXとは?マンガで読めるFX解説 マンガで分かるFX解説

FXのスプレッドとは、FX会社が提供する為替レートの買値と売値の差のことです。

FXでは通貨を売買する際に、売値(Bid)買値(Ask)の2つの為替レートが表示されます。

1ドルの売値が100.10円で、買値が100.11円だった場合、
差額の0.01円(1銭)がスプレッドです。

ニュースで為替市場の価格を報道する時も、
「現在は1ドル100円10銭から12銭の間で取引されています」
というのを聞いたことがあると思います。

これは、1ドルを買う時の値段が100円11銭で、
売る時の値段は100円10銭になりますよ、ということを表しています。

スプレッドは買値と売値の差

FXの取引はFX会社を介して行われますが、
FX会社が提示する為替レートには、売値と買値の差=スプレッドがあります。

スプレッドは、簡単に言ってしまえば取引の手数料のようなものですが、
実はFX会社の利益というのはこのスプレッドから生まれているのです。

FXのスプレッド

売値(Bid)が100.711円

買値(Ask)が100.714円

と提示されている場合、
FX会社から100.714円で1ドルを買い、売る時は1ドル100.711円となります。

この時に発生する買値と売値の差額である「0.003円(=0.3銭)」がスプレッドであり、
FX会社の利益となります。

スプレッドの狭い・広いとは?

FXではよく「スプレッドが狭い」「スプレッドが広い」「業界最狭水準のスプレッド!」というような言葉を見かけます。

スプレッド(英語:spread)には「広がり」という意味があり、
FXでも通貨の売値と買値の差が大きいほど「スプレッドが広い」という表現をします。

逆に差額が小さければ「スプレッドが狭い」と言います。

先ほども少し説明したように、スプレッドは取引の際の手数料のようなものです。

スプレッドは1通貨に対して0.03銭かかるので、
1000通貨で取引すれば3円、1万通貨で取引すれば30円と、
取引する量や回数が増えるほどスプレッドによるコストも増えていきます。

そのため、FXではスプレッドが狭ければ狭いほど
取引で引かれる手数料が少なくなるため有利となります。

FXは取引手数料が無料

FXは取引手数料が無料

FXのスプレッドは取引にかかる手数料と説明しましたが、
実は、FXにはスプレッド以外の「取引手数料」と呼ばれるものが存在します。

FX会社の手数料の例
  1. 取引手数料
  2. 口座維持手数料
  3. 口座開設手数料
  4. ロスカット手数料 など

FX会社の公式ページを見てみると、
現在ほとんどのFX会社は「取引手数料無料」となっています。

しかし、上記の手数料は無料でも、
取引の際には必ずスプレッドが発生し、取引の利益から差し引かれています。

もちろん取引がマイナスでもしっかり差し引かれるので、
FXのスプレッドは実質的な取引手数料とも言えますね。

スプレッドは取引にかかるコスト

つまり、現在ではFX取引の実質的な手数料はスプレッドのみとなっているのです。

スプレッドは取引の利益に直接関わってくるコストとなるので、
FXでは、なるべくコストの低い=スプレッドの狭いFX会社を選ぶのがポイントとなります。
FX会社の徹底比較!初心者が重視するべき5つのポイント
FX初心者必見!FX会社の選び方と比較すべき重要なポイントを解説!取引するFX会社を選ぶとき、ランキング比較の1番上の会社のみを利用していませんか?このページではFX会社を選ぶ際に初心者がどこに注目すればいいのか、FX会社選びの重要ポイントを徹底解説しています。

FX会社によってスプレッドが違う

FX会社によってスプレッドが違う

FXの取引にかかるスプレッドは、実はFX会社や通貨ペアによって差があります

上の方でも説明しましたが、FX会社はスプレッドから利益を得ています。
なのでスプレッドはFX会社がある程度自由に設定できるのです。

そのため、取引先のFX会社を選ぶ際は
各社のスプレッドや手数料が比較材料になります。

FX会社のスプレッド価格競争

日本でFXが始まったばかりの頃は、スプレッドも5円から6円とかなり広めの設定でした。

しかし、FXの人気が高まってくると取引できるFX会社の数も増えていきました。

FX会社は取引してくれるお客を集めるために、
各社がこぞって狭いスプレッドを売りにする低スプレッド競争が始まりました。

今では米ドル/円のスプレッドが0.3銭と、かなり狭くなっています。

当時は今の15倍以上ものスプレッドで取引していたことを考えれば、
現在のFXは手数料がかなり安くなっていることが分かります。

銀行の外貨預金のスプレッド

銀行の外貨預金のスプレッド

スプレッドはFX取引だけでなく、銀行の外貨預金にも存在しています。

外貨預金は、円を金利の高い外国の通貨に替えて預けることで、
満期になったら高い年利と為替差益が利益として受け取れます。

外貨預金では円を外貨に両替して預け、満期になればその外貨を円に両替して引き出します。

その際、銀行が提示する為替レートがTTS(円から外貨に両替するレート)と
TTB(外貨から円に両替するレート)です。

TTS
円を外貨に両替する時に適用される為替レート

TTB
外貨を円に両替する時に適用される為替レート

レートは銀行によって差がありますが、米ドルの外貨預金ではTTSとTTBにそれぞれ1円のスプレッドがあるため、往復取引では1ドルにつき2円の手数料がかかります。

外貨預金は手数料が高い

FXも外貨預金と同じように、円と外国の通貨を売買する取引です。

しかし、FXのスプレッドは0.3銭と、銀行と比べれば格安の手数料で取引が可能です。

銀行で外貨預金をするなら、
FX口座を利用してレバレッジ1倍で長期運用した方がお得です!

銀行では往復2円ほどかかる手数料も、
FXのスプレッドなら高くても1銭程度と、銀行の200分の1の手数料で取引が可能です。

FXで運用するメリット

また、外貨預金の年利は満期になるまで受け取れませんが、
FXでは取引日数に応じたスワップポイントとして毎日受け取れます。

長期取引では為替の変動による損失のリスクがありますが、
これはFXも外貨預金でも同じです。

外貨預金は定期預金と同じなので、満期になるまで解約できませんが、
FXは24時間いつでも取引可能なため、自分の好きなタイミングでいつでも決済できるというメリットもあります。

急な為替変動があった場合も、
FXならすぐに決済して損切りが出来るので、損失リスクも限定させることが可能です。

外貨預金とFXを比較すると手数料以外のメリットも多く、
銀行で外貨預金を考えているのであればFXでの取引をおすすめします。

FXの長期取引については、
こちらのスワップポイントの記事でも詳しく説明しています。

FXのスワップポイントとは?為替差益だけじゃないFXの利益
FXのスワップポイントとは? スワップポイントとは、FX取引で得られる利益のひとつです。 FXでは、ポジションを保有してる期...

スプレッドの種類

スプレッドの種類

FX会社の公式サイトを見ていると、スプレッドの部分に「原則固定」という表記を見たことがあると思います。

今はほとんどのFX会社が「スプレッド原則固定」となっていますが、
FXのスプレッドには以下のような種類があります。

  1. 変動スプレッド
  2. 完全固定スプレッド
  3. 原則固定スプレッド

変動スプレッド

変動スプレッドとは、その名の通りスプレッドが変動するということです。

為替は24時間世界中で取引されていますが、早朝などの時間帯によっては取引参加者が減り相場の流動性も下がります。

FXでは相場の流動性が下がるとスプレッドも広がりやすくなる傾向があります。

逆に、相場が活発になり取引量が増えればスプレッドも安定します。

変動スプレッドは、スプレッドが固定されていないので、相場の流動性が低い時などはスプレッドが広がりやすくなります。

固定スプレッド

固定スプレッドは、相場の変動や流動性に関係なく、いつでもFX会社が提示したスプレッドで取引できるというものです。

安くて固定なら取引にとって有利となりますが、現在ではスプレッド完全固定のFX会社はなく、原則固定のところがほとんどです。

原則固定スプレッド

原則固定スプレッドは、原則的にはFX会社の提示する固定のスプレッドで取引できますが、
変動が激しい相場や流動性の低い時間帯はスプレッドも変動しやすくなるというものです。

スプレッドが低くなった現在では、ほとんどのFX会社がスプレッド原則固定となっています。

FXのスプレッドはFX会社や取引する通貨ペアの種類によっても変わってきます。

取引を始める前に、スプレッドについてもよく確認しておくようにしましょう。

FX会社の徹底比較!初心者が重視するべき5つのポイント
FX初心者必見!FX会社の選び方と比較すべき重要なポイントを解説!取引するFX会社を選ぶとき、ランキング比較の1番上の会社のみを利用していませんか?このページではFX会社を選ぶ際に初心者がどこに注目すればいいのか、FX会社選びの重要ポイントを徹底解説しています。

スプレッドが広がる時とは?

スプレッドが広がる時とは?

先ほどの説明にもあったように、
今ではほとんどのFX会社がスプレッド原則固定となっています。

しかし、スプレッドというのはもともと狭くなったり、広がったり変動する特性があります。

「原則固定」というのは、上の説明にもある通り、
原則的にはFX会社が提示する0.3銭などのスプレッドで取引できますよ、ということなので、
場合によっては0.3銭よりも広くなったり、狭くなったりすることもあります。

スプレッドが広がる理由

スプレッドが変動するのには様々な要因があります。

その中でも、FX取引をする上で必ず覚えておくべき最大の変動要因は次の2点です。

これからFXを始める人は、取引していたらスプレッドが広がって利益が減ってしまうのを防ぐためにも、以下の2つの要因を覚えておくようにしましょう。

相場の流動性

相場の流動性とは、その通貨の取引量がどれくらいあるのかを表します。

米ドルやユーロ、日本円などは世界中でたくさん取引(売買)されています。
このようなメジャー通貨は取引量も多く、流動性が高いと言えます。

逆に、メキシコペソやトルコリラなど、世界中で取引される量が少ない通貨はマイナー通貨といわれ、流動性も低くなります。

取引量が多く、流動性が高い場合はスプレッドも安定して狭くなりますが、
流動性の低いとスプレッドは安定せず、広がりやすくなる傾向があります。

1日の中でも、NY市場終了後~早朝の時間帯は、市場の参加者が減るためスプレッドが広がりやすいです。

また、ゴールデンウィークやお盆などの長期休暇の際も、市場全体の参加者が減るため流動性が低くなり、スプレッドが広がることがあります。

重要指標の発表前後:米雇用統計など

FX取引では、定期的に発表される各国の経済指標に注目が集まります。

経済指標の結果で相場が大きく変動することもあり、
特にアメリカの雇用統計の発表時は相場の変動に注意が必要です。

そのため、米雇用統計など市場が注目する重要指標の発表前は、
相場変動を警戒して取引が少なくなる傾向があります。

重要な経済指標の発表前は相場の流動性が低くなり、
スプレッドも広がりやすいので気を付けましょう。

FX会社によってスプレッドが違う

FX会社によってスプレッドが違う

FX業界ではスプレッドの低価格競争が進み、
今ではほとんどのFX会社が0.3銭~1銭くらいのスプレッドで提供しています。

スプレッドは銭単位というわずかな金額ではありますが、
取引を重ねていくとそのコストは意外と大きなものになります。

ここで、スプレッド0.3銭のFX会社と1銭のFX会社で取引した場合の
取引コストの違いを比較してみましょう。

1回の取引におけるコストの違い

スプレッド0.3銭(0.003円)のFX会社で1万通貨取引した場合、

0.003円×1万通貨=30円

スプレッド1銭(0.01円)のFX会社で1万通貨の取引をした場合、

0.01円×1万通貨=100円

1回の取引では30円と100円で70円の差があることが分かります。

取引回数が増えた場合のコストの違い

1回の取引では70円程度の差でしたが、
取引回数を増やしていった場合はどうでしょうか?

取引に慣れてきて、1日10回取引を行った場合、

30円×10回=300円

100円×10回=1000円

差額=700円

1日10回の取引を1カ月行うと…

300円×30日=9000円

1000円×30日=30000円

差額=21000円

このように、スプレッドの差が0.7銭でも、
1カ月の取引にかかるコストの差は2万円以上にもなります。

これは1万通貨の例ですが、さらに取引量を10万、50万と増やした場合はさらに大きな差が出ることになります。

スプレッドは狭い方が有利

スプレッドは狭い方が有利

FXでは取引の量や回数が増えるにつれて、その分スプレッドによるコストも増えていきます。

また、FXは慣れればどんどん取引回数が増えていくので、
初心者のうちからスプレッドの狭いFX会社で口座開設しておくと良いでしょう。

スプレッドが狭いFX会社

FXブロードネット

FXブロードネット
おすすめポイント
  1. 自動売買が人気
  2. 少額からできる
  3. キャッシュバックあり
  4. FXブロードネットの詳細へ

取引タイミングの悩みから解放してくれるトラッキングトレード

FXブロードネットの最大の特徴は、ユーザーのわがままを実現した賢い自動売買「トラッキングトレード」です。

24時間あなたに代わって、忙しいときや寝ている間も売買を繰り返してくれます。
迷いがちな取引のタイミングをバッチリと掴んで、売買のチャンスを逃がしません。

1000通貨からと少額対応しているほか、使いやすいツールが全て無料なのも嬉しいポイント。

また電話対応から動画セミナーなど、初心者バックアップも万全になっています。

今なら最大20,000円のキャッシュバックキャンペーンも開催中!

スプレッド以外にも注目してみよう

FX会社の中には、スプレッドが他のFX会社と比べて高めのところもあります。

初心者に人気の国内大手FX会社である外為オンラインFXプライム byGMOのスプレッドは業界最狭水準ではなく、他のFX会社と比べて少し広めに設定されています。

これらの会社は低スプレッド競争には参加せず、
スプレッド以外のサービスを充実させることで人気を集めているFX会社です。

外為オンラインはFX初心者に対するサポートが厚く、
使いやすい取引ツールやサポート力でFX初心者に人気のFX会社です。

テレビでもCMが放送され、知名度のあるイメージキャラクターを使用していることで大手ならではの安心感もあります。

FXプライム byGMOはマーケット情報などの配信コンテンツが豊富で、FXを学びたい初心者だけでなく、既に取引しているFXトレーダーからも、安定した約定力などが支持されるFX会社です。

外為オンライン

外為オンライン
おすすめポイント
  1. 初心者に人気!
  2. ツールが使いやすい
  3. 少額からできる
  4. キャッシュバックあり
  5. 外為オンラインの詳細へ

口座開設数50万突破!
初心者にオススメしたいFX会社

4000円と少額から始められるのが、初心者向けFX会社の外為オンラインです。
元AKB48の大島優子さんがイメージキャラクターを務めています。

1000通貨に対応しているので、通常の10分の1の資金から始められるようになっています。
初心者に支持されているのは資金面ではなく、取引の手軽さからもです。

外為オンラインではなんと、賢く代わって自動取引してくれる「iサイクル注文」を搭載!
日中忙しい方や、始めるタイミングに迷っていた方でもお任せでFXが始められてしまいます。

そんな便利な自動売買も、デモトレードで無料練習が可能。

口座開設費などもないので、お試し感覚から始めることが出来ます。

期間限定で5,000円のキャッシュバックキャンペーン中です!

FXプライム byGMO

FXプライム byGMO
おすすめポイント
  1. 初心者に人気
  2. ツールが使いやすい
  3. 少額からできる
  4. FXプライム byGMOの詳細はこちら

口座開設者の半数以上が初心者と初めての人に選ばれるFX会社

FX初心者に愛用されているのがFXプライム byGMOです。

1000通貨から少額取引が可能!
初期費用を少なく済ませたい方でも安心して始めることが出来ます。

プロの世界でも活用されているチャート分析が使える「ぱっと見テクニカル」は、
ワンクリックで使用可能で大変便利になっています。

また、マーケット情報の発信も活発です。
中には情報口座として、この口座を持つトレーダーもいるほど!

講師にチャットで質問出来るオンラインセミナーが人気を集めています。

FXのスプレッドまとめ

今回はFXのスプレッドについて説明してきましたが、
FXは取引手数料が無料の場合でも、スプレッドによる取引コストが必ず発生しています。

スプレッドの注意点

  1. スプレッドは実質的な取引コストである
  2. 時間帯によって広がることもある
  3. FX会社によってスプレッドに差がある

FXで取引する場合は、以上の点を理解しておきましょう。

取引ではスプレッドは狭い方が有利になります。
FX会社を選ぶ際はスプレッドを比較して、なるべくスプレッドが狭い会社を選ぶのがポイントです。

また、FX会社の中には低スプレッド以外のサービスが強みのところもあるので、
FX会社を選ぶ際はスプレッドだけでなく、悩んだときはその他のサービスにも注目してみるようにしましょう。